はじめに
こんにちは!
バレーボール大好きな皆さん!
バレーボールの審判として試合を公平に進行させるためには、年齢におけるカテゴリごとのルールの違いを理解しておくことが重要となります。
特に、小学生と中学生以上ではルールにいくつかの違いがあります。
ここでは、その主な違いについて解説していきます。
ルールを理解する
まずはバレーボールのルールを理解しましょう。
ルールブックをよく読んでバレーボールの基本ルールへの理解を深めましょう。
理解することで小学生審判へも適応が早くなると思います。
小学生バレーボールの特異なルール
<基本ルール>
- コートサイズ
小学生の試合では、コートサイズが標準よりも小さく設定されています。
小学生 :16m×8m
中学生以上:18m×9m
- ネットの高さ
小学生:200cm(男女問わず)
中学生:230cm(男子) / 215cm(女子)
高校生:240cm(男子) / 220cm(女子)
一般 :243cm(男子) / 224cm(女子)
- ボールの大きさ ※男女問わず
小学生 :4号球(軽量)
中学生 :4号球
高校生以上:5号球
- 得点数
小学生 :21点まで
中学生以上:25点まで
<試合中のルール>
- フリーポジション制
一般のルールの様にローテーションがありません。
極端に言うと、バックの選手がフロントでスパイクを打っても問題ありません。
- ペネトレーションフォールト(パッシングザセンターライン)
片方の足(両足)または片方の手(両手)がセンターラインを越えて相手コートに触れても侵入している手足の一部がセンターラインに接しているか、その真上に残っていれば許される。
- 交代の回数
小学生は12回まで交代が許されています。
一般は6回です。
- ダブルコンタクト
小学生は2本目、3本目にオーバーハンドパスなどでボールを触る際に発生し易いダブルコンタクトは許容されています。
但し、1度触れて時間が経過した後に同一選手が2度触った場合はダブルコンタクトになりますので注意が必要です。
- サーブ順
小学生はサーブ順を記録が確認し、1stレフリーとコンタクトを取りながら確認を進めます。
今回は大きく異なる部分のみの掲載といたします。
最後に
バレーボールの審判を行う際には、年齢層(カテゴリ)ごとのルールの違いをしっかりと理解してくおくことが不可欠です。
小学生の試合では、子どもたちが楽しく安全にプレーできるように柔軟な対応が求められます。
公平で一貫性のある判定を心がけ、選手たちが全力を尽くせる環境を提供するようにしましょう!
特に小学生のバレーボールはスポ少に入団して、父母が対応している場合が多いように感じます。
そんな方々に対してこの記事が皆さんの参考になれば幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございました<m(__)m>
コメント